当部は、2004年2月より業務を開始いたしました。
生検および手術材料の病理組織診断、術中迅速診断、細胞診、解剖を行っています。
これらは他の病院と同じですが、当院では誤診を防ぐために、病理組織診断については医師2人でダブルチェックを行っています。
細胞診については資格を持った技師が2人います。
組織診および細胞診の両面から、患者さまによりよい医療をご提供できるよう、努力してまいりたいと考えております。
検査項目
- 病理組織診
病理組織診において、ヘマトキシリン・エオジン染色(Hematoxylin-Eosin,HE染色)が日常不可欠な基本染色法であり、病変の構造・成分をより詳細に観察するために、特殊染色(免疫組織化学染色)などを行っております。 - 細胞診
細胞診においては、パパニコロウ染色(Papanicolaon Stain)を、基本的な染色法として行っております。
- 病理解剖
不幸にして亡くなられた方をご遺族の承諾のもとに解剖させていただきます。死因の解明だけでなく生前診断の妥当性や治療効果などについても検討します。
担当医
大原関 利章おおはらせき としあき
部長
略歴・経歴
山梨大学
専門分野
病理診断一般、血管炎
資格・専門医
医学博士
日本病理学会病理専門医・専門医研修指導医
日本臨床細胞学会細胞診専門医・教育研修指導医
精度管理アドバイザー・臨床研修指導医
所属学会
日本病理学会
日本臨床細胞学会