転倒や交通事故による頭のけがに対し、24時間365日の救急受け入れ体制を整えています。 「頭を打って意識が普段と異なる」「吐き気が止まらない」といった場合は、迷わず救急車を呼ぶか、当院へご連絡ください。
■ 急性期の手術(一刻を争う事態)
- 急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫 強い衝撃により脳の中で出血し、短時間で血腫が脳を圧迫します。命を救うため、緊急で頭の骨を開けて血腫を取り除く手術(開頭血腫除去術)を行います。
- 外傷性くも膜下出血・脳挫傷 脳そのものが傷ついた状態です。集中治療室(ICU/HCU)での厳重な管理を行い、脳の腫れ(脳浮腫)を抑える治療を行います。
■ 慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)
〜 「忘れた頃にやってくる」高齢者のけが 〜 頭を打ってから1〜2ヶ月(時には3ヶ月)経ってから、ゆっくりと症状が出るのが特徴です。
- 症状 「最近、急に元気がなくなった」「物忘れが急激に進んだ」「歩行がふらつく(よく転ぶ)」「片側の手足が動かしにくい」など。 一見すると認知症の進行のように見えますが、実は血腫による脳の圧迫が原因であるケースがあります。
- 治療(穿頭血腫ドレナージ術) 局所麻酔で行える、身体への負担が少ない手術です。頭の骨に小さな穴(1cm程度)を開け、溜まった液体を洗い流します。手術直後から劇的に症状が改善することが多く、「治療可能な認知症」の一つとして知られています。





