■ どんな病気?
脳の中にある細かい血管が破れて出血し、できた血の塊(血腫)が脳を直接圧迫してしまう病気です。 「激しい頭痛」「嘔吐」「手足の麻痺」「意識がもうろうとする」などの症状が急激に現れるのが特徴です。
■ 治療方針(手術と保存的治療)
「脳出血=すべて手術」ではありません。出血の量や場所、患者さんの年齢や意識状態を総合的に判断し、最も回復が見込める治療法を選択します。
- 保存的加療(点滴・リハビリ) 出血が比較的小さく、意識もしっかりしている場合は、無理に手術は行いません。入院して厳重な血圧管理を行い、出血の拡大を防ぎながら、早期からリハビリテーションを開始して機能回復を目指します。
- 開頭血腫除去術(手術) 出血量が多く、脳への圧迫が強い(命に関わる)場合などに迅速に行います。頭の骨を開けて血腫を確実に取り除き、脳の腫れを和らげることで、救命と後遺症の軽減を図ります。
■ 予防と管理(血圧コントロール)
脳出血の主な原因の一つは「高血圧」です。 当院では、発症後の治療だけでなく、かかりつけ医と連携した厳格な血圧コントロール指導や、生活習慣の見直しサポートを行い、発症・再発のリスク低減に努めています。





